無報酬ボランティアでの面談

無報酬ボランティアでの面談

面談では、お茶などを飲みながらお話しております。

• その中で、身分証明書を含めた、各種の公的証明書類などを、ご確認していただいております。
•  私の場合は、一時間前後です。ただ、依頼される方のご希望に合わせて、時間は調節しています。

以下では、あくまでご個人が特定されない範囲で記します。 

依頼なさる方は、意外に、それほど緊張していない様子です。

• もしかしたら、私の方が緊張しているかもしれません。
• 分かり易いよう心掛けながら話す中で、相手の表情が少し柔らかくなると、私もなんだかほっとします。
• 自分のことは、「あまり飾らず、少し気に入ってもらえるといいな」ぐらいの気持ちで話しています。

事前に、お聞きなさりたいことを紙に書いて来ることも、可能です。

• 緊張して、質問などを思い出しづらくなることは、誰でもあるのかもしれません。
• もし、聞きそびれたことがあれば、後日にメールをなさってもよいです。

面談では、「精子の質を高めるための、提供の約3か月前、遅くとも74日前からの取組み」についてもお話ししています。

• これは、遺伝子検査の参考資料リストと同様、信頼性の高い多数の参考資料に基づいた取り組みです。
• 例えば、野菜ジュースなど良いものを取り入れ、過度な飲酒を控えるなど悪いものを取り除く、といった日常的な工夫の組み合わせです。面談では、精子の質を高めるためのリストもお見せしています。
• ドナー生来の精子の質を、最大限に後押しする取り組みを、精子検査の結果と共にご確認ください。

私が子どものころの写真を、お見せしています。

• 依頼なさる方は、生まれる子どものイメージを心に描く、参考となさっています。

お会いしてから、しばらくして依頼なさる方の表情に、安心感が宿る。

• ほっとした気持ちが、はいり　とどまる。
• その情景を思いながら、面談の準備に取り組んでおります。

（続く）

他のドナーの方の話では、面談では依頼者様とドナーともに緊張のため、始まりの会話が途切れ途切れになることもあるとのことです。

• お互いに大切な場面ですので、適度な緊張はむしろある方が好ましいでしょう。
• しかし、過度なものとならないよう、私はあらかじめ面談の流れをご紹介しております。

なお、ここでご紹介しているのは2017年時点の流れです。

最新の面談については、お問い合わせください。

面談の流れ

【面談場所】
主な場所は、ターミナル駅付近にある大きなホテルのロビーや、デパートの休憩所です。

• 例えば、ホテルロビーは明るくて人通りもある、安心な場所です。
• 従業員によって話が一時的に遮られることもありません。
• ロビーや休憩所ですので、場所代やお茶代の心配もございません。

もちろん、温かい飲み物で落ち着く方は、喫茶店等をご指定下さい。

【お約束時刻まで】

前もってお互いの服装などを教え合います。

• 面談時間は60分間程です。
• 依頼者様には前もって質問を整理して頂いております。

お約束時刻になりましたら、ドナーか依頼者様から声をかけます。

• 「すみません、～さんでしょうか？」
• 面談に適した席を探し、座りましょう。

【面談の話題】

主な話題は、次の通りです。

• まず、ドナーから各種書類の提示をさせていただきます。
• 次に、依頼者様から任意で各種書類をご提示いただきます。

排卵の周期は、安定していますか。

• ご提供方法の希望は、ございますか。
• もしご提供するのであれば、いつ頃からをご希望でしょうか。

ご提供の曜日、時間帯、そして場所をご指定下さい。

• ほかの依頼者様との重複を避けるため、提供を受けられない曜日や時間帯もお伝えください。
• シリンジの実物を、ご覧になりますか。

【終了】

お約束の終了時刻となりましたら、面談は終えることとなります。

• 面談直後のご提供の有無に応じた、合計の実費をお支払い頂きます。
• すでに同意文書を提出なさった方は、ご希望に応じて実費お支払い後にご提供致します。
• ​あらかじめ、年齢確認のため身分証明書等の本人確認書類（任意）をご用意ください。

【面談後の連絡内容】

次回のご提供を希望される方は、排卵日が分かり次第、ドナーへご連絡ください。

• 提供日は原則として、「排卵までの3日間」としております。
• 詳しくは、次の記事をご参照ください。

「妊娠率が高いのは、排卵までの3日間」

• ​Getting the timing right | Your Fertility
• 上記のサイトは、根拠となる情報源です。
• オーストラリア政府から資金援助を受けた、生殖補助治療機関です。

病院利用せずに排卵日を把握するためには、排卵日検査薬の利用をお勧めします。

• 検査薬が反応し始めたら早めにご連絡ください。
• 排卵日間近に隔日で精子提供を受けて、妊娠確率を高めることも可能です。
• なお、連続提供による妊娠率において、連日と隔日の違いは数％です。

提供後に、結果をご連絡いただきます。

• 妊娠されなければ、次の提供予定日をご指定下さい。
• ご不明な点は、ドナーへのメールによりご質問ください。