精子提供(せいしていきょう)・精子バンク(せいしばんく) ボランティア・個人・無報酬 タイミング法しない

公益・非営利団体 精子バンク(せいしばんく)機関の精子提供(せいしていきょう)ドナーです。ボランティア・無報酬であり、タイミング法はしないです。こちらの個人ブログでは、主に、子どものお母さん、お父さんになられた方が子育ての参考とできるよう、記しています。また、子どもでも自然に分かる文章となれば、嬉しいです。

精子提供のセカンドオピニオンとは

 

精子提供のセカンドオピニオンとは

別の精子提供者や医師に「第2の意見」を求める

 精子提供におけるセカンドオピニオンとは、依頼なさる方が納得のいく精子提供方法を選択することができるように、妊娠活動の進行状況、次の段階の不妊治療選択などについて、現在依頼している精子提供者や医師とは別の、精子提供者や医師に「第2の意見」を求めることです。セカンドオピニオンは、精子提供者を替えたり、担当医を替えたり、不妊治療を受けたりすることだと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

 まず、ほかの精子提供者や医師に意見を聞くことがセカンドオピニオンです。

病状や年齢によっては時間的な余裕がなく、早期に不妊治療を

 担当医から説明された診断や治療方針について、納得のいかないこともあるかもしれません。「別の不妊治療法はないのか」と思う場合もあるでしょう。セカンドオピニオンを受けることで、担当医の意見を別の角度からも検討することができ、もし同じ提案や提供方針が説明された場合でも、不妊に対する理解が深まることもあります。また、医師から、別の治療法が提案された場合には選択の幅が広がることで、より納得して治療に臨むことができます。
 病状や年齢によっては時間的な余裕がなく、なるべく早期に治療を開始した方がよい場合もあるので、セカンドオピニオンの準備は担当医や依頼中の精子提供者に、現在の不妊症状と治療の必要性について確認するところから始まります。

まず、はじめの意見(ファーストオピニオン)を大切に

最初に求めた、精子提供者や担当医の意見を十分に理解しておく

 複数の医師や精子提供者の意見を聞き、どれを選んでよいかわからなくなってしまうことのないように、最初に求めた、医師や精子提供者の意見(ファーストオピニオン)を十分に理解しておくことが大切です。ファーストオピニオンで、「自分の不妊症状、経過、なぜその提供方法や治療法を勧めるのか」などについて理解しないまま、セカンドオピニオンを受けてもかえって混乱してしまいます。これまでの検査結果と説明を振り返ってみましょう。

担当医に、セカンドオピニオンを受けたいと伝える

 病院でセカンドオピニオンを受けるためには、現在の担当医に、セカンドオピニオンを受けたいと考えていることを伝え、紹介状(診療情報提供書)や、血液検査や病理検査・病理診断などの記録、CTやMRIなどの画像検査結果やフィルムを準備してもらう必要があります。現在かかっている医療機関からの資料は、セカンドオピニオンを求められる側の医師にとって、患者さんの状態を客観的に評価し、適切な助言を伝えるために非常に重要な情報です。

セカンドオピニオンを受ける医師や精子提供者の選び方

セカンドオピニオンを受ける医師の選び方

 近年、不妊治療を行っている病院では、セカンドオピニオンの依頼を受け付けているところが増えています。セカンドオピニオンをどこで受けるか迷う場合には、厚生労働省による「全国の不妊専門相談センター」に問い合わせると、その地域のセカンドオピニオン外来を行っている病院や、専門領域などの情報を得られるかもしれません。そのようなところを積極的に活用するのもよいでしょう。このほか、例えば「体外受精を勧められているけれども、費用の少ない人工授精を継続したい」といった、具体的な治療方法に関する希望がある場合には、人工授精を得意とする医師にセカンドオピニオンを受けるという方法もあるかもしれません。
 どの医療機関セカンドオピニオンを受けるのか決まったら、その医療機関の窓口に連絡して、セカンドオピニオンを受けるために必要な手続き(受診方法、予約、費用、診察時間、必要な書類など)を確認しましょう。セカンドオピニオン外来は、基本的に公的医療保険が適用されない自費診療で、病院によって費用が異なっています。
 また、セカンドオピニオンを受けるときに伝えたいこと、聞きたいことを整理し、自分の不妊の経過と質問事項をメモしてから行くと、限られた時間を有効に使えます。できるだけひとりではなく信頼できる人に同行してもらうとよいでしょう。その際に、セカンドオピニオンの目的やこれまでの、担当医の説明内容について、もう一度確認しておきましょう。

セカンドオピニオンを受ける精子提供者の選び方

 精子提供のセカンドオピニオンをどこで受けるか迷う場合には、「精子提供者の一覧」があり、その人数が多く、良く分類されているサイト管理者に問い合わせると、精子提供者を公募している、信頼性の高いセカンドオピニオンを行える見込みの高い医院や、その地域の精子提供者の特色などの情報を得られるかもしれません。このほか、例えば「ステップアップとしてタイミング法を勧められているけれども、シリンジ法で妊娠率を高める工夫をしたい」といった、具体的な提供方法に関する希望がある場合には、シリンジ法を得意とする精子提供者にセカンドオピニオンを受けるという方法もあるかもしれません。

 基本的には、客観的に信頼性の高い、精子提供者が望ましいです。例えば、少なくとも、検査結果の本人確認に用いる身分証明書、その他の検査等の証明書類や、健康状態を示す写真を提示している、といったところです。

 どの精子提供者からセカンドオピニオンを受けるのか決まったら、その方に連絡してみましょう。
 また、セカンドオピニオンを求めた精子提供者と面談もするときは、伝えたいこと、聞きたいことを整理し、自分の不妊の経過と質問事項をメモしてから行くと、限られた時間を有効に使えます。できるだけひとりではなく信頼できる人に同行してもらうとよいでしょう。その際に、面談の目的やこれまでの、精子提供者の説明内容について、もう一度確認しておきましょう。

セカンドオピニオンを受けた後

医師からセカンドオピニオンを受けた後

 セカンドオピニオンを受けたら、別の医師の意見を聞くことによって、あなたの不妊や治療方針についての考えが変化したかどうか、もう一度現在の担当医に報告した上で、これからの治療法について再度相談しましょう。セカンドオピニオンに対する担当医の意見を聞くことで、治療への理解がより深まり、納得する治療を選択することができるようになります。

 また、セカンドオピニオンの結果、セカンドオピニオン先の病院で治療を受けることになった場合には、あらためてこれまでの治療内容や経過などを紹介状などで引き継ぐのが一般的です。治療はセカンドオピニオン先の病院で行い、紹介元医療機関では治療後の経過観察を行う場合もあります。そのため、紹介元の担当医はあなたの治療を支援してくれる、身近な医療者の1人であることに変わりありません。セカンドオピニオンは自分らしく納得できる選択をするために大変有用な仕組みです。

精子提供者からセカンドオピニオンを受けた後

 以上は、精子提供者からのセカンドオピニオンを受けた場合にも当てはまります。

 そうした、別の精子提供者の意見を聞くことによって、精子の提供方法や治療方針についての考えが変化したかどうか、依頼中の精子提供者に報告したうえで、これからの提供方法について再度相談しましょう。セカンドオピニオンに対する、依頼中の精子提供者の意見を聞くことで、精子提供方法への理解がより深まり、納得する精子提供方法や不妊治療を選択することができるようになります。

参考

  • 「患者必携 がんになったら手にとるガイド 普及新版」(編著:国立がん研究センターがん対策情報センター発行:学研メディカル秀潤者)
  • 不妊専門相談センター事業の概要(厚生労働省
  • その他